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たまねぎ定植状況と強風被害

投稿日時:2022年4月28日 15: 木曜日
北海道、穏やかな天気が続いています。
玉葱の定植が本格化した4月15日以降は、最高気温が1ケタになることなく、日によっては20℃を超える日もあり、この時期としては暖かい日が続いています。
多くの産地では例年よりも5日~7日程早く定植作業が終了しています。

各生産地の定植状況はこの様になっています。
  ・空知地方(岩見沢、栗山):4月24日頃 終了
  ・富良野地方(富良野、中富良野):4月25日頃 終了
  ・オホーツク地方(美幌、小清水):4月26日頃 概ね終了 一部地域月末終了

▼ ▼ 玉葱の様子(定植後11日目)  極早生“キタ七”   《4/27岩見沢市 坂野俊一》

















葉先の変色や下の葉が枯れたりしていますが、これは寒さや風害などではなく
定植後に必ず起きるもので、活着後は青々とした新葉が伸びてきます。

▼ 定植後の根の動き






















しっかりとした根が伸びてきており一安心です。

生産者の坂野さんは「定植作業中はほとんど降雨もなく順調に終えることができ、今は雨が欲しい状態になってきたとのこと」

7月中旬の收穫に向けて、まずは順調な滑り出しといった様子です。



ハウス野菜として代表的なミニトマトの定植作業も盛んに行われています。
今年は雪が多かったため、ハウスの除雪作業に多くの時間を費やしましたが、
平年通りの定植作業が行なうことが出来ています。

▼ 定植直後のミニトマト         

















しかし、4月27日に北海道全域に強風が吹き荒れました。
地域によっては20m/秒を超える強風により、一部ハウスの倒壊やビニールが飛ばされる被害が発生しています。

▼ 強風により倒壊したビニールハウス    《4/28撮影》























全道的な被害の全貌はまだ明らかになっていませんが、自然の持つ力を
改めて感じさせられました。

ビニールハウスの中には大切な苗や作物があるため、落ち込んでいるヒマもなく、大急ぎでハウスの修復を行います。
修復作業は約1週間ほど掛かる見通しとなっています。


投稿者:itoshin

玉葱、ブロッコリーの定植開始

投稿日時:2022年4月15日 17:24 金曜日
4月に入ってからは平年よりも気温の高い日が多く、安定した天候が続いています。
畑にあった雪もすっかり融けてなくなり、圃場での農作業が慌ただしくなってきました。

空知地区南部の栗山町では玉葱(早生品種)の定植作業が開始されました。

▼定植作業の様子                                (撮影日4/13 栗山町)


適度な土壌水分もあり、良好な圃場条件です。
今年の栗山町は積雪量が多い年でしたが、例年通りの定植を迎えられて生産者はほっとした様子でした。

全道的には4月15日~25日には定植作業がピークを迎え、天候状況によりますが例年より5日前後早い5月の上旬に定植作業が終了しそうです。

今後、防除や管理作業を経て、極早生品種:7/中~ 早生品種:8/上~ 中生品種:8/中~  晩生品種8/下~の収穫期を目指し管理作業が始まります。



中富良野町 匠ファームでブロッコリー定植作業が開始されました。


▼ 匠ファーム  ブロッコリー定植作業                        (撮影日4/14)

この日の最高気温は10℃と肌寒い日でしたが、1.2haの定植・補植作業が行われました。
順調に生育すると例年通りの6/20頃から収穫作業が行われます。

匠ファームでは6/20~10/中旬まで、54ha(約150万玉)の生産を計画しており、多忙な日々が続きます。


美瑛馬鈴薯出荷グループの寺島さんでは前進栽培(男爵)の種芋に対して“芽出し作業”が行われました。


芽出しとは、種芋を一度土の中で発芽・発根させる作業です。
芽出しを行うことで植え付け後の生育が早く、早期出荷でも皮が剥けにくい良質な馬鈴薯の
生産に繋がります。

▼ 馬鈴薯(男爵) 芽出し作業(伏せ込み作業)              (撮影日4/5)


伏せ込み後はパオパオ(被覆資材)によって、保温・保湿しながら管理を行います。

▼パオパオによって被覆されている様子










そして伏せ込みより10日後…





















わずかに芽が出てきました!
が、これではまだまだ芽が小さく植え付けまでは、あと10日程必要とのこと。


植え付け時期は芽の伸長にもよりますが、例年通りの4/25頃を予定しています。

それまでハウス内での管理作業は続きます。



気象庁より発表された北海道の長期予報(4/14発表)によりますと、向こう1ヶ月での平均気温が平年+2℃以上となる地域が多く、農作業が進むと一方で局所的な高温の発生に注意が必要です



投稿者:itoshin

雪は融けるのではなく、融かします。

投稿日時:2022年3月9日 17:26 水曜日
北海道産たまねぎの播種より約3週間経ちました。
生産地の岩見沢市では積雪が100cm以上あり、まだまだ冬の景色ですが、
ビニールハウスの中では着々と苗が生育しています。




▼ 2/15播種(播種後21日) キタ七(極早生)
















苗は発芽も良く揃って折り、長さ3cm位まで伸長しています。

生産者の坂野さんは『播種は昨年よりも5日早いが、今年は夜温が高いため少し早めの生育しており順調。今は圃場の雪融け(積雪が多い事)が心配』とのこと。

この日の日中の気温は3℃。
黙っていても雪は融けて行くのですが、ただ融けていくのを待っているのではなく、
北海道では“融雪剤散布”という作業があります。
これも立派な農作業なんです!



順調に行くと3/下頃に圃場から雪がなくなり4/中旬の定植を行う予定です。

昨年の2021年産は北海道全体で平年の7割程度の収穫量しか無く
大不作による価格高騰が今でも続いています。

今年はたくさん収穫を目指し、日々農作業を行っています。



投稿者:itoshin

2022年の北海道産たまねぎの栽培が始まりました。

投稿日時:2022年2月11日 11:26 金曜日
今年は全国的に降雪量が多い冬となり、東日本日本海側では記録的な降雪に見舞われた地域もあるようです。

北海道はと言いますと、もちろん銀世界です!


(2/10 撮影  夕張郡栗山町 16時)

先日の2/5~2/6にかけて北海道では大雪となり、札幌では24時間の降雪量が60cmと
統計開始以来で最も多く、記録的な大雪となりました。

JRは全面運休となり、道路の除排雪が追いつかず、片側3車線の大きな幹線道路でも1車線となるなど、全域で大渋滞を巻き起こしています。























たまねぎ産地である南空知地方では約100cm~130cm程の積雪があり、
例年よりも3割ほど多くなっています。

雪深く寒さも厳しいこの時期から北海道産たまねぎの栽培がはじまります。




(2/10 撮影 岩見沢市 小濱さん)

ハウスの周りもしっかりと除雪します。
雪に覆われたハウスの中で、作物の栽培を行っているのは北海道の中でもたまねぎ位ではないかと思います。




(2/10 撮影 栗山町 木下さん)

ハウスの中には播種の終わった育苗箱がびっしりと並べられており、
この写真のハウス1棟当たりには、約2,500枚の育苗箱に約110万本のたまねぎ苗を栽培しており、3.8haの面積に定植を行います。

今年は5日程早く播種を開始し、少しでも早い出荷と少しでも長い生育期間の確保を目指しています。

播種作業のピークは南空知地方で2/15頃、より寒さの厳しいオホーツク地方では2/20頃に播種作業のピークを迎えます。

2021年産は極度の高温、干ばつに悩まされ、玉肥大が行われず収穫量が激減しましたが、
今年は適度な降雨があることを願いながら、作業を行っています。

投稿者:itoshin

JGAP更新審査が行われました!

投稿日時:2021年10月26日 9:25 火曜日
弊社ではJGAP団体認証を取得しております。

※ASIAGAP/JGAPとは、農場やJA等の生産者団体が活用する農場管理の基準です。
農薬・肥料の管理など、持続可能な農業につながる多くの基準が定められています。

(※日本GAP協会HPより引用)

弊社では今のところ【玉葱】で、南空知5農場、オホーツク6農場の計11農場取得しています。また、今回の審査認証で新たにオホーツクで1農場加わる予定なので、認証後は12農場となります。
また、3カ所の農産物取扱施設での認証を取得しております。


こちらのJGAPの認証を維持するためには、「更新審査」を受ける必要があります。

そのため先日4日間かけて、今回は南空知からは1農場、オホーツクからは3農場、他加工・選果場の現地審査が行われました!
南空知からは「木下農場」が選ばれました。当日の様子を少しだけご紹介しますね!


▼ちなみに審査当日は雨あがりで、虹が綺麗に出ていました。
















では早速審査開始です!
▼まずは周辺地図を基に玉葱の圃場及び周辺環境の確認が行われます。
















圃場地図では玉葱となっていますが、現在は玉葱収穫後に播種した秋播き小麦の畑になっています。
隣の畑へのドリフト、また、川がすぐ近くに流れるので氾濫の可能性、
堆肥などによる汚染の可能性の有無について詳しく説明しました。

その後、ハウスや農業機械保管庫といった施設の確認が行われました。

▼続いて玉葱の選果場の確認です
















木下さん、玉葱の選果作業についての流れを説明しています。

▼製品置き場もしっかり整理整頓されています!

















▼各種掲示物もしっかり貼られており、リスク管理もされています。

















施設の確認後は、書類審査に移ります。

▼書類審査中の木下さん

















木下さんはGAPについて自己学習しており、審査員の方からの質問の受け答えや求められた書類や証明書の開示も非常にスムーズでした!

普段から取り組まれていることが無事に評価されました。
木下さん自身も、JGAPに取り組んだことで、整理整頓がしっかり行えるようになったことが良かったとお話をしていました。

この日の審査は計4時間程かけて、終了しました。
他、札幌と美幌町の加工選果場、同じく美幌町の仙頭さん・佃さん、小清水の佐藤さんの審査が行われました。

***

今後も非常に重要、そして安心・安全のためには必須となっていくであろうJGAP。
今後も生産者の方とエプロンの事務局とで協力して、しっかりと取り組んでいきます!


投稿者:tomo