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たまねぎ(收穫中)、南瓜(収穫直前)

投稿日時:2022年9月1日 14:4 木曜日
新得町の南瓜生産者タスクファームでは收穫作業に向けた準備が進められています。

今年の播種は例年通りの5/23より開始。機械を使わず全て手作業で行われました。

播種から約1ヶ月間は安定した気候により順調な生育をしていましたが、
花時期を迎える7月中旬より、雨続きの天候となってしまいました。

▼ 新得町 南瓜 花時期(7月中旬)の降雨量













この時期はハチによる受粉時期ですが、今年は天候が悪くハチの活動が少ないため着果が少ない年となってしまいました。


その後は肥大に影響する大切な時期ですが、ここでも雨が続いており特に8/16には記録的な豪雨145mmを観測。
この日の一日の降雨量は8月一ヶ月平均の70%に相当する量です。


▼ 新得町 南瓜 肥大時期(8月)の降雨量














肥大期の極端な雨により南瓜が水分を多く含んでしまうため、その後の貯蔵性も悪くなってしまいます。

冬至向けの貯蔵品種(蔵の匠)を多く作付しているタスクファームでは、
収穫後は例年よりもしっかりとした風乾をすることで、貯蔵中の腐敗を防ぎ
冬至にも品質の良い南瓜を届けたいと話してくれました。

今年の作付は9.3ha。降雨の影響で平年の8割くらいの約100tの出荷を見込んでいます。


▼ 生産者のタスクファーム(藤田匡さん)
















➖➖➖➖➖➖たまねぎ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

収穫作業のピークを迎えている玉ねぎですが、連日の雨で悪戦苦闘の日々です。

機械收穫を行う玉ねぎにとっては、雨が続いてしまうと收穫作業が行えません。
そればかりか、雨に当たる度に品質が悪くなってしまいます。


▼ たまねぎ收穫圃場の様子          (8/24 北見市)


















この日は久々の晴天となりました。

収穫後のスチールコンテナにはオレンジのカバーを掛けて、雨が入らないようにしています。
主力生産地のオホーツク方面では、5月、6月には干ばつによって悩まされましたが、
7月以降に十分な水分があり肥大の方はとても良好。L大、2Lサイズの収穫量も多くなっています。

しかし、玉ねぎ自体が多くの水分を吸ってしまっているため貯蔵性が悪く、外皮が少し黒ずんでいるものも多く収穫されています。

▼収穫前の肥大の様子         (8/26 撮影 小清水町)


















收穫量は全体の半分弱。少しでも良い品質で収穫しようと、生産者がフル稼働で收穫する日々はまだまだ続きそうです。


▼ 北海道産玉ねぎ  各生産地域の状況














收穫期に入り北海道全域で降雨量が多くなっています。
どの地域でも貯蔵性の悪さや腐敗の発生。外皮の黒ずみが多くなっています。

投稿者:itoshin

JGAP✕SDGs:玉葱  フルーツトマト收穫開始 南瓜定植開始

投稿日時:2022年6月1日 14:15 水曜日
株式会社エプロンとして取得しているJGAP団体認証の更新審査が行われました。

JGAPとは農場やJA等の生産者団体が活用する農場管理の基準です。
農薬・肥料の管理など、持続可能な農業につながる多くの基準が定められています。

エプロンでは北海道内のたまねぎ生産者12名、共選選果場2ヶ所を含めた団体認証を受けており2021年産では8,140tの生産実績があります。
2022年の計画では約180haの栽培面積と10,000tの生産計画となっています。


近年よく耳にするSDGs(持続的な開発目標)17の目標の内、JGAPでは13に密接な関わりがあり注目されています。
















審査では食品安全、労働安全に対してのリスクとその対策を中心に、機械整備状況、農薬保管状況など様々な確認が行われました。

▼ GAP管理されている農場の様子















一方、圃場での玉葱生育状況はと言いますと、5/27より全道的に降雨があり恵みの雨となりました。
もう少し雨が欲しいとの声も一部生産者より聞こえてきますが、まずは一安心。
これから一気に生育することに期待です。 

▼ 美幌町 佃徹さん 品種:バレットベア(草丈30cm) 定植:4/21   撮影:5/27



















 
   ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖フルーツトマト➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

高食味で高い評価を受けている空知高糖度トマト出荷組合(五十嵐さん、清野さん)のフルーツトマト初出荷を迎えました。

美唄市の五十嵐さんでは例年通りの4/23より定植が随時行われ、今年は晴天にも恵まれる日が多く、糖度の揃ったフルーツトマトが5/25から收穫開始されています。

▼收穫適期を迎えたフルーツトマト(5/25撮影)
















実際に糖度を計測してみると、糖度9度!

▼ 糖度9度のフルーツトマト   (5/25撮影 五十嵐盛朗さん)



















当生産者では糖度8度以上を“特選”という最上級のグレードとして出荷しており
收穫初期より“特選”が多く收穫出来ているとのこと。

收穫は7月下旬にピークを迎え、11月上旬まで行われ、シーズンで約80tの生産予定となっています。
 

➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖ 南 瓜 ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

コチラも食味が売りの南瓜生産者、新得町のワカハラ農場では南瓜の定植作業が始まりました。

ワカハラ農場では約12haの南瓜の栽培を行っていますが、その定植や播種作業は全て手作業で行っています。


▼定植の様子     (5/25ワカハラ農場)




苗を専用の移植筒で圃場へ差し込み、土を寄せて定植作業を行います。

この日の作業は2haほど、約10,000本の苗を定植しました。

天候の様子を見ながら定植、播種を行い9月收穫に向けて防除などの管理作業を行います。

貯蔵品種である蔵の匠の作付が6割以上を占めるワカハラ農場では10月の出荷から冬至まで高品質な南瓜にこだわり出荷を行います。



投稿者:itoshin

冬至に向けて

投稿日時:2021年12月17日 9:10 金曜日
12月中旬、12月22日の冬至の出荷に向けて、新得町のタスクファームでは
南瓜の選果を行っていました。

▼タスクファームの選果場の様子


















▼機械での選果の様子


選果の流れとしては、まずは機械のブラシで表面の細かな汚れを落とし、
その後人の手で丁寧に磨かれたあと、
重量選別機のベルトコンベヤーに乗せられ重量ごとに振り分けられます。


***


南瓜は湿度・温度に対してとてもデリケートな野菜のため、
少し前までは環境に耐えられず腐ったりと、12月の冬至までに品質をもたせるのがとても難しいことでした。



しかし、生産者の貯蔵技術の向上、貯蔵性が高い品種の誕生により、近年は冬至に向けた品質の安定した南瓜の出荷が実現できるようになりました。



更にタスクファームでは、今年から貯蔵庫に断熱材を入れて更なる温度管理の徹底、また選果場の空気の循環として大型のファンを導入しました。
このような取り組みを行ったため、今年は更なる品質の安定・向上に努めることができ、
今年度は無事に南瓜を出荷を終えることができました!
元々タスクファームは特別栽培に取り組んでいたり、
南瓜の未熟果対策として一斉に収穫を行わないなど、非常にこだわりのある産地です!


そんなタスクファームで11月末頃から出荷されている南瓜。
▼蔵の匠です。












品種リレーの最後に出荷することが多い『蔵の匠』という品種の南瓜は高紛質の栗系南瓜で表皮が柔らかいのが特徴です。
それに加えて貯蔵性がとても高く12月の冬至の時期に、甘味が増し抜群に美味しくなる南瓜です。
タスクファームの貯蔵技術も併せ、今年は小ぶりながらも品質は抜群です。

ぜひ一度、ご賞味ください!

投稿者:tomo

南瓜の出荷が始まりました~!

投稿日時:2021年10月1日 11:47 金曜日
南瓜の収穫を終えてキュアリング(風乾)作業を経て出荷がスタートしている産地が続々です。

ブロッコリーやとうもろこしをメインで作る得地農場でも、南瓜を栽培しています。
▼9.25 得地農場 蔵の匠(南瓜) 収穫直後コンテナにて保管されている様子

















今年は7~8玉メインです。

▼9.25 得地農場 蔵の匠(南瓜) ハウス内でキュアリング中の様子

















こうやって並ぶ南瓜は圧巻ですね!
通常は手間がかかるのでコンテナに入れたまま風乾するのですが、得地さんでは風乾にムラがないように、1玉1玉丁寧にヘタを上に向けて並べています。



とても量が多いので3段まで積み重ねています(これ以上積み重ねると南瓜が変形する恐れがあります。)

とっっても手間がかかるので、こちらの1玉1玉床に並べる作業をされているところは珍しいんですよ。

すごいです、得地さん!


※↓以前撮影した得地さんのハウス内全体の様子です(とてつもない南瓜の量です…)











▼さて、よくみるとキュアリング完了前の南瓜は
まだ果梗部(ツルの切り口)が青々しくて水分があります。


































このままでは切り口から菌が侵入する恐れがあります。
そのため、2週間前後しっかりキュアリング(風乾)作業を行うことで、果梗部の切り口をしっかり乾かし、切り口からの菌の侵入を防ぎ、実の腐敗を防止していきます。
同時に南瓜の熟成も進んでいき、収穫後も追熟させることででんぷんが糖に変わって甘みが増していきます。

こうして皆様の元により美味しい南瓜をお届けしています。

キュアリング作業は、自然の風で乾燥させるところもあれば、しっかりと扇風機を回して乾燥させる産地、様々です。
ただし南瓜はおよそ7度を下回ると低温障害が起き腐敗してしまう恐れがあるので、これから迎える寒い季節には温度管理に細心の注意を払います。

そんな中、特に貯蔵庫に工夫している産地が、前回のブログでお伝えした、
ワカハラ農場(新得町)のこだわり貯蔵庫です!

















こちらは断熱倉庫で、湿度が高い時には湿気を吸い込み、乾燥している時には湿気を吐き出して周囲の湿度を調整する「調湿作用」を持つベニヤ板を天井に施工しています。
また常に扇風機を回し、空気を循環させ、温度を一定に保つよう工夫しています。
このようにワカハラ農場では南瓜の品質管理を徹底されているんですよ。

▼そんなワカハラ農場のキュアリング後のくりゆたか南瓜です。


















実がオレンジがかった綺麗な黄色ですね!シンプルにレンジで加熱して試食したところ、ホクホクとして甘みがありました。
シンプルに素揚げ、天ぷらにしてもおいしそうです~!

ちなみに、ワカハラ農場では今年こんな色鮮やかな南瓜も作りました!
▼品種:オレンジプリンセス














これからのハロウィーンにぴったりな南瓜ですね!食味もホクホクとしていて、お菓子作りにも向いているなと思いました。



私も一足先に、今年の南瓜を裏ごしして、それに少しの小麦粉、砂糖、牛乳、卵を混ぜて焼くだけのシンプルな焼きプリンのようなお菓子を作りました!

南瓜の風味がきいていて、南瓜好きな人にお勧めですよ。




これからの季節、ぐ~っと美味しくなった南瓜がどんどん出荷されていきますので、皆様お楽しみに!

投稿者:tomo

南瓜の収穫スタート♪

投稿日時:2021年9月17日 15:32 金曜日
秋の味覚の代表格、「南瓜」!大好きな野菜のひとつです♪
ご報告が遅れてしまいましたが、
以前ブログでお伝えした新得町の南瓜の収穫が始まっています!











▼タスクファーム(新得町) 9/7 撮影 南瓜の圃場


















笑顔がステキな代表の匡(たすく)さん。9/1から収穫がスタートしており、9/25頃まで作業の予定です。
今年は干ばつの影響を受け、サイズは小玉傾向です。
タスクファームでは化学肥料と化学農薬をできる限り削減し、特別栽培で南瓜を作っています。

また、南瓜の未熟果対策として、一斉に収穫をしません。
収穫中に南瓜の状態を確認し、まだ小さいものはまた後日畑に入り収穫する形をとっており、
とても手間がかかる作業ですが、タスクファームの食味への熱いこだわりです!

▼ワカハラ農場(新得町) 9/7 撮影 南瓜の圃場


















青々とした葉が印象的な畑ですね!ワカハラさんでは、収穫が終わるまで葉を枯らさないよう努めているそうです。
8/27から収穫がスタートしており、9月末まで作業の予定です。収穫玉数はやや少ないですが、ほぼ平年並みの収量を見込んでいるとのこと。
土壌の改良に努め、天候に左右されない安定した栽培を実現されています。
また、一玉ずつハサミでつるを切りながら、手作業で丁寧に収穫されていますよ。


***




続いて、新得町から180km離れたところに位置する幌加内町の畑さんです!























畑さんの農場のある幌加内町は空知地方の中で最も北にあり、日本の最低気温-41.2℃という記録を持ち、最も寒暖差のある地域でもあります。
南瓜を特別栽培で作られていますが、他にも特別栽培のこだわりの男爵芋を作られています!
強い寒暖差が南瓜も馬鈴薯もホクホクと、より美味しいものにしてくれるのですね。


上記の2産地は品種リレーをしますが、畑さんは蔵の匠一本で南瓜を作られています。
今年の南瓜は、他の産地同様に玉数が少なく、玉サイズも小さめとのことです。
ちなみに男爵芋は9/7に全ての収穫が終わりましたが、全体的に小玉傾向でしたが、Lサイズのものも散見され、
7/5にまとまった降雨があったことで、肥大に繋がったと考えられます!

南瓜は他の作物と違い収穫後すぐに出荷せず、品質を安定させるため、
キュアリングという風乾作業(約2週間前後)を経て出荷されます。


他の作物同様天候に左右されましたが、手間と愛情をこめて作られた生産者の皆さんの南瓜を、楽しみにお待ちくださいね!

投稿者:tomo