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南瓜の出荷が始まりました~!

投稿日時:2021年10月1日 11:47 金曜日
南瓜の収穫を終えてキュアリング(風乾)作業を経て出荷がスタートしている産地が続々です。

ブロッコリーやとうもろこしをメインで作る得地農場でも、南瓜を栽培しています。
▼9.25 得地農場 蔵の匠(南瓜) 収穫直後コンテナにて保管されている様子

















今年は7~8玉メインです。

▼9.25 得地農場 蔵の匠(南瓜) ハウス内でキュアリング中の様子

















こうやって並ぶ南瓜は圧巻ですね!
通常は手間がかかるのでコンテナに入れたまま風乾するのですが、得地さんでは風乾にムラがないように、1玉1玉丁寧にヘタを上に向けて並べています。



とても量が多いので3段まで積み重ねています(これ以上積み重ねると南瓜が変形する恐れがあります。)

とっっても手間がかかるので、こちらの1玉1玉床に並べる作業をされているところは珍しいんですよ。

すごいです、得地さん!


※↓以前撮影した得地さんのハウス内全体の様子です(とてつもない南瓜の量です…)











▼さて、よくみるとキュアリング完了前の南瓜は
まだ果梗部(ツルの切り口)が青々しくて水分があります。


































このままでは切り口から菌が侵入する恐れがあります。
そのため、2週間前後しっかりキュアリング(風乾)作業を行うことで、果梗部の切り口をしっかり乾かし、切り口からの菌の侵入を防ぎ、実の腐敗を防止していきます。
同時に南瓜の熟成も進んでいき、収穫後も追熟させることででんぷんが糖に変わって甘みが増していきます。

こうして皆様の元により美味しい南瓜をお届けしています。

キュアリング作業は、自然の風で乾燥させるところもあれば、しっかりと扇風機を回して乾燥させる産地、様々です。
ただし南瓜はおよそ7度を下回ると低温障害が起き腐敗してしまう恐れがあるので、これから迎える寒い季節には温度管理に細心の注意を払います。

そんな中、特に貯蔵庫に工夫している産地が、前回のブログでお伝えした、
ワカハラ農場(新得町)のこだわり貯蔵庫です!

















こちらは断熱倉庫で、湿度が高い時には湿気を吸い込み、乾燥している時には湿気を吐き出して周囲の湿度を調整する「調湿作用」を持つベニヤ板を天井に施工しています。
また常に扇風機を回し、空気を循環させ、温度を一定に保つよう工夫しています。
このようにワカハラ農場では南瓜の品質管理を徹底されているんですよ。

▼そんなワカハラ農場のキュアリング後のくりゆたか南瓜です。


















実がオレンジがかった綺麗な黄色ですね!シンプルにレンジで加熱して試食したところ、ホクホクとして甘みがありました。
シンプルに素揚げ、天ぷらにしてもおいしそうです~!

ちなみに、ワカハラ農場では今年こんな色鮮やかな南瓜も作りました!
▼品種:オレンジプリンセス














これからのハロウィーンにぴったりな南瓜ですね!食味もホクホクとしていて、お菓子作りにも向いているなと思いました。



私も一足先に、今年の南瓜を裏ごしして、それに少しの小麦粉、砂糖、牛乳、卵を混ぜて焼くだけのシンプルな焼きプリンのようなお菓子を作りました!

南瓜の風味がきいていて、南瓜好きな人にお勧めですよ。




これからの季節、ぐ~っと美味しくなった南瓜がどんどん出荷されていきますので、皆様お楽しみに!

投稿者:tomo

南瓜の収穫スタート♪

投稿日時:2021年9月17日 15:32 金曜日
秋の味覚の代表格、「南瓜」!大好きな野菜のひとつです♪
ご報告が遅れてしまいましたが、
以前ブログでお伝えした新得町の南瓜の収穫が始まっています!











▼タスクファーム(新得町) 9/7 撮影 南瓜の圃場


















笑顔がステキな代表の匡(たすく)さん。9/1から収穫がスタートしており、9/25頃まで作業の予定です。
今年は干ばつの影響を受け、サイズは小玉傾向です。
タスクファームでは化学肥料と化学農薬をできる限り削減し、特別栽培で南瓜を作っています。

また、南瓜の未熟果対策として、一斉に収穫をしません。
収穫中に南瓜の状態を確認し、まだ小さいものはまた後日畑に入り収穫する形をとっており、
とても手間がかかる作業ですが、タスクファームの食味への熱いこだわりです!

▼ワカハラ農場(新得町) 9/7 撮影 南瓜の圃場


















青々とした葉が印象的な畑ですね!ワカハラさんでは、収穫が終わるまで葉を枯らさないよう努めているそうです。
8/27から収穫がスタートしており、9月末まで作業の予定です。収穫玉数はやや少ないですが、ほぼ平年並みの収量を見込んでいるとのこと。
土壌の改良に努め、天候に左右されない安定した栽培を実現されています。
また、一玉ずつハサミでつるを切りながら、手作業で丁寧に収穫されていますよ。


***




続いて、新得町から180km離れたところに位置する幌加内町の畑さんです!























畑さんの農場のある幌加内町は空知地方の中で最も北にあり、日本の最低気温-41.2℃という記録を持ち、最も寒暖差のある地域でもあります。
南瓜を特別栽培で作られていますが、他にも特別栽培のこだわりの男爵芋を作られています!
強い寒暖差が南瓜も馬鈴薯もホクホクと、より美味しいものにしてくれるのですね。


上記の2産地は品種リレーをしますが、畑さんは蔵の匠一本で南瓜を作られています。
今年の南瓜は、他の産地同様に玉数が少なく、玉サイズも小さめとのことです。
ちなみに男爵芋は9/7に全ての収穫が終わりましたが、全体的に小玉傾向でしたが、Lサイズのものも散見され、
7/5にまとまった降雨があったことで、肥大に繋がったと考えられます!

南瓜は他の作物と違い収穫後すぐに出荷せず、品質を安定させるため、
キュアリングという風乾作業(約2週間前後)を経て出荷されます。


他の作物同様天候に左右されましたが、手間と愛情をこめて作られた生産者の皆さんの南瓜を、楽しみにお待ちくださいね!

投稿者:tomo

道内産地の生育状況(馬鈴薯・南瓜)

投稿日時:2021年7月1日 14:31 木曜日
今回も、道内各地の生育状況をお伝えします。

まずは馬鈴薯の代表的な産地、美瑛馬鈴薯出荷グループの馬鈴薯からです!
▼グループ代表の寺島さんご一家

















▼(6/25撮影 寺島さん とうや芋の圃場)















4月下旬に植え付けを行った馬鈴薯にきれいな白い(とうや芋)の花が咲きました!
ちなみに写真の遠くに映っているのが男爵イモです。
美瑛馬鈴薯出荷グループでは全4軒すべての生産者が特別栽培・ミネラル栽培です。

馬鈴薯は7月下旬からの収穫を予定しているのですが、
現在までの生育状況はというと、まずは下記のグラフをご覧ください▼














先ず初めに、棒グラフの最高気温最低気温をみると、昼夜の寒暖差が大きいことがよくわかりますね。
6月11日には21.5℃もの寒暖差がありました!

北海道の中でも美瑛は特に寒暖差が大きく、実はこの昼夜の寒暖差こそが、
馬鈴薯の中のでんぷん価を高めてくれる要因のひとつなんです。

馬鈴薯はでんぷん価が高いほどホクホクとおいしい馬鈴薯になるんですよ!

次に、縦棒グラフの降水量を見てもらうとわかるように、
6月29日までの降水量の合計が21mmと現在までほとんど雨が降っていません…。
肥大期にあたるこの時期の干ばつはとても悩ましいです。
















早く雨が降ってくれることを祈るばかりです!!


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続いて南瓜の各産地の生育状況です。
まずは新得町のワカハラ農場から。











ワカハラ農場は、新得町で90年あまり続いており、現在4代目の農場です。
南瓜の他、蕎麦もメインで栽培されています。

▼(6/23撮影 新得町 ワカハラ農場 南瓜の圃場)
















品種は「くりゆたか」植え付けは5/26から行いました。
6月の気温が高く、適度な降雨があったことから生育はかなり良いですよ!
収穫は8月末頃、その後風乾させるので9月中旬からの出荷を予定しています。


続いて同じく新得町のタスクファームです。
▼(6/23撮影 新得町 タスクファーム 南瓜の圃場)
















品種は「くりゆたか7」播種は5/24から行いました。こちらは特別栽培です。
発芽後低温に当たりましたが、影響なく、こちらも生育順調です!
収穫予定は9月上旬、風乾後10月からの出荷を予定しています。

タスクファームでは、
今年もえん麦による風避けと敷わらによる栽培を行っています。
詳しくは→こちら

実はおふたりとも、くりゆたか7のあとに、
『蔵の匠』という12月中旬までの出荷可能な南瓜も作っています。

南瓜は傷みやすく今までは長い期間保管できなかった野菜なのですが、
・蔵の匠がもともと貯蔵性が高い品種なこと、
・またお二人とも定温庫で温度管理をしてきちんと保管してくれていることから、
毎年12月の冬至の時期に甘味が増し抜群に美味しくなる南瓜を出荷することができています。

また、時期が来ましたらご紹介しますね!


ちなみにタスクファームさん、実はなんと昨年から南瓜の自動販売機を設置しています▼(写真は昨年のものです)


とても面白い試みですよね!南瓜の他にオリジナルCDも販売されているそう♪
ちなみに元々はスイカの自販機だそうで、時期には十勝でも珍しいスイカも販売されてますよ。

投稿者:tomo

北海道産南瓜 収穫スタート

投稿日時:2020年8月28日 14:44 金曜日
北海道では全道的な晴天が続いており、お盆を過ぎても30℃近い真夏日を記録する産地も多く、ブロッコリーなどの一部作物では、干ばつによる生育停滞も確認されています。

今回ご紹介する産地、十勝の新得町、ワカハラ農場では南瓜の収穫が開始されました。

5月下旬に播種・定植の時期は干ばつ状態でしたが、圃場への水散布を行うことにより例年以上に発芽率がよく、6月の曇天時、7月の干ばつ時にも負けず、収穫時期を迎えております。

ワカハラ農場では、南瓜をつるの中から探し出し、切り離し一か所にまとめます。
▼ 南瓜切り離し作業


まとめられた南瓜を手作業にて拾い上げコンテナに入れます。
未熟果の収穫を防ぐため、この収穫作業は従業員に任せず、若原さん本人かその家族にて行います。
▼  南瓜収穫作業


収穫作業は9月下旬まで行われます。
出荷開始は9月下旬より『くりゆたか』の出荷から始まり『くりゆたか7』『ブラックのジョー』と品種を繋ぎラストの『蔵の匠』は12月中旬までの出荷を計画しています。

今年は干ばつ年で一部小玉サイズも目立つが、概ね豊作でシーズン12㏊の栽培面積で160tの出荷を目指しています。




広大な面積を一つ一つ手作業で収穫を行うのは気の遠くなる作業ですが、美味しい南瓜をお届けするために、炎天下の中作業を行っています。



投稿者:itoshin

北海道十勝地方のブロッコリーと南瓜

投稿日時:2020年6月13日 11:46 土曜日
5月以降の北海道は、気温が高く晴天が続いていますが、
一部地域を除き、水不足を心配する生産者の声が多く聞こえてきています。

今回訪問した音更町の得地農場ではブロッコリーの出荷に向けた準備が始まっていますが、干ばつの影響により花蕾の成長がなかなか進みません。

気象庁データによると、音更町5月合計の降雨量は26mmと、平年の約3割しかなく、6月に入っても1mmに満たない降雨量しかありません(6/13時点)

▼ 5/1定植ブロッコリー (ピクセル)







5/1に定植をしたブロッコリーは、花蕾直径3cm~4cmまで成長しており、6/20頃に初収穫を迎えられる見通しでいます。

生産者の得地さんは『とにかく今は雨が欲しい、一雨でもっと生育が良くなるのに』とお話していました。



同じ十勝地方の北西部に位置する新得町のタスクファームでは
南瓜の播種・定植作業が終了しました。

5/25より播種作業が始まり、気温も高かったことにより今年は早く発芽しました。












マルチ上の南瓜の両脇に見えるのは、雑草ではなくライ麦です。
これがタスクファームのこだわりで美味しさの秘密なんです!

タスクファームでは生育期間中の豪雨対策として、高畝で栽培をしています。
畝が高いため風の影響を受けやすく、発芽直後に強風を受けると枯れてしまうこともあります。
ライ麦を播いた10日後から南瓜の播種を行うことで、「防風対策」が出来ます。
ライ麦で囲われているため、低温時には「低温対策」にもなります。

7月中頃、南瓜のつるが伸び、ライ麦まで到達する頃には、ライ麦は150cmほどの草丈まで成長しています。
このタイミングで刈り倒す事で、敷き藁として南瓜を守る「防傷効果」が得られ、収穫後は圃場へすきこむため「緑肥効果」が得られます。

一石四鳥とも言えるこの栽培方法を、全9㏊全ての圃場へ導入しています。




今年は約100tの出荷を予定しており、中でも貯蔵性の高い『蔵の匠』は面積の7割を占めます。

蔵の匠は11/中頃からの出荷開始予定です。


まだまだ先の話ですが、味自慢のタスクファームの南瓜 今から楽しみです♪

投稿者:itoshin